いまさらながらDBA 11g受験記
正答率, 使用教材の記録
受験日 : 2013/12/03
正答率 : 89%
おもな使用教材は
- 『オラクルマスター教科書 Bronze[DBA 11g]』(翔泳社, )……いわゆる黒本
- iStudy Cloud
- 「めざせオラクルマスター」http://park14.wakwak.com/~ky1999/ORA/
受験までの大まかな流れ
11月 6日 SQL11gを受験、合格
11月 7日 調子に乗り、会社の人事に「11月末にDBA受験しますー♪」と伝えてしまう
11月10日頃 Oracle Database 12cをインストールするもののうまく動かせない
11月14日 手を動かしながら勉強するのを諦め、教科書を読んで勉強することに決める
11月17日 不安を抱えたままこの記事を書く
11月21日 DBA11gの受験日を若干後倒しにする(11月末→12月3日)
12月 3日 DBA11g受験、無事合格
ちなみにDBA11gの試験範囲については(SQL 11gと若干出題範囲のかぶる「スキーマオブジェクトの管理」あたりを除いて)まったくのゼロからの勉強スタートでした。
勉強方法
(1) 『スタートアップ オラクルマスター』+実機で勉強 (11/10~13)
「手を動かしながらやったほうが理解しやすいだろー」という思いがあったので、Oracle Database 12cのトライアル版?を自宅のPCインストールしたのですが、これが大失敗。なにをやろうとしても「プロトコルアダプタエラー」なるものが出てきてしまい先に進めなくなってしまいました。調べて直そうとしたりもしましたが、全く知識がないので手も足も出ない。
本当にどうしようもなかったので、結局実機で勉強するのは諦めて、黒本で内容を理解するよう努めることにしました。本番の試験で問われるのは、GUIの使い方というよりはデータベースの仕組み?的なところなので、実機を触るのを諦めたのは結果として正解だったかなーと思っています。
(2)『オラクルマスター教科書』をとにかく読む (11/14~11/29)
(1)を諦めた結果、私の勉強の中心はこの「とにかく読んで内容を理解すること」と、(3)の「問題演習」というところになりました。
最初のうちは、教科書を読んでもイメージがわかないし、まったく内容がアタマに入らないしで、正直、勉強が苦痛でしかなかったです。「インスタンスは『システムグローバル領域(SGA)』と呼ばれるメモリー領域と、いくつかのバックグラウンドプロセスで構成されています」って言われてもまず「インスタンスって何よ???」って感じですし。わからない単語にぶつかるたびにネットで調べなきゃならなくて、なんだか辞書引きつつ外国語の文書読んでいるようなもどかしさがありましたね。
黒本を読んでいてイメージの湧きにくい部分については、卑近な例を使って説明しているサイトとか、(Twitterの@で教えていただいた)Oracleのマニュアルとか読みながらなんとかつかんでいきました。この辺↓が参考になった気がします。
- 「Oracle Database | 技術ブログ| レック・テクノロジー・コンサルティング株式会社」http://www.reqtc.com/column/oracle-database.html
- 「Oracle Databaseオンライン・ドキュメント 11g リリース2 (11.2)」 http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/index.htm
- Oracleマイスター養成講座(6):運用計画による効果的なバックアップ法 - @IT http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0107/14/news001.html
あと、黒本が重たくて持ち歩くのが面倒くさいときは@ITのOracle Master Bronzeの講座などを読んでいました。文の量も黒本よりだいぶ少ないので、移動中にも読みやすかったです。
- ORACLE MASTER Bronze DBA講座(1) Oracleデータベース構造の基本 http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/bronzedba01/bronzedba01.html
(3)iStudyで問題演習(11/15~12/3)
『オラクルマスター教科書』で読み終わった単元で、一日だいたい20~30問くらいの配分になるように、問題演習をしていました。解いた問題は翌日間違っていたところを復習し、さらにその翌日にもう一度同じ問題を解き直しました。
iStudyにあるDBA11gの問題は全部で216問なので、全て滞りなく進めば、理論上は10日ほどでiStudy2周の勉強が終わることになります。笑 しかしまあ実際のところ「滞りなく進む」ことなどないので、もう少し時間がかかりました。理解の薄いところについては3周4周と演習をしたので、結果として演習の期間は2週間と少し。という感じです。
(4)めざせオラクルマスターで問題演習(11/30~12/3)
SQLのとき、iStudyの問題と本番の問題の難易度の差(本番の問題の方がずっと難しい)に顔真っ青になったのを思い出したので、なるだけいろいろなタイプの問題に触れておこうと、受験3日前からめざオラをはじめました。受験直前になって新しい問題集に手を出すという禁じ手をやってしまいました……笑
めざオラは10gの問題ですが、補助教材として使うくらいならバージョンの違いはそれほど気にならないと思いました。
演習をしていると10問のうち6問くらいしか正答できないことが多く、不安になることも多かったのですが、目標にしていた「いろいろなタイプの問題に触れる」というのは達成できたと思います。これをやっていたおかげで正答できた問題もあったと感じました。
受験日
WAVE秋葉原駅前?のセンターで受験をしました。火曜日の昼間だったせいか、会場が大変に空いていて(私の他に受験者は1人しかいませんでした)受験しやすかったです。
受験は、ゆっくりと問題を解き、そのあとわからなかった問題をじっくり2周見直して考え直しても、かなり時間が余りました。笑 見直しをさんざんして、最終的にわからない問題を7問くらいまで減らせたので、「こりゃ合格できるだろ〜」と思い、途中退出しました。
そんなこんなで
なんとか合格できてよかったです。次はJavaの資格を取らなければならず、また勉強に追われる日々ですが、春休みを楽しく過ごせるよういまからがんばろうと思います。はい。